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仮想通貨の価格レートを自動入力する方法【税金計算シート】

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どうも、NFTフォトグラファーのIsumu(いすむ)です。

税金計算シートのアップデートでございます。

今回は待望の「仮想通貨の価格レート自動入力」機能の追加!なんですけど、各自でGoogleスプレッドシートに「アドオン」を入れなきゃいけないのです。

なので、少しばかり手間ですがお付き合いください!

※エクセルではなくスプレッドシートでの作業が前提となります

※インストールはあくまで自己責任でお願いします

自動レート入力以外の使い方を知りたい人は↓の過去記事をご覧ください。

ver4.0のダウンロード

▶︎スプレッドシートのダウンロードはこちら

※2022年5月現在でバージョン4.0

リンク先のデータは編集できない状態なので、使うには「ファイル」から「コピーを作成」で自分のGoogleドライブにコピーが必要です。

エクセルで編集したい人は「ファイル」から「ダウンロード」してください。

「編集編限をリクエスト」ではないですよー!

神ツール「Cryptosheets」

やはり海外のツールは神ですね。

Cryptosheetsは名前のとおり仮想通貨をいじっている人が最もほしがる機能を持ったツールじゃないでしょうか?

これは仮想通貨の取引高が確認できるサイト「CoinGecko」と連携したツールで仮想通貨の価格データなどを瞬時に取ってくる優秀なやつです。

これのおかげで、今回は税金計算シートをさらに強化するに至りました!

しかもタダで使えるのでご安心ください。

でも、1000件以上の取引には有料のサブスク登録が必要です。

(ちなみにぼくは間違えて1000件以上セルをコピペして放置したので一つアカウントが凍結されました…。エラーで同じような方がいたら、あきらめてすぐに新しいGmailアドレスで登録しなおしましょう)

なので、少しばかり注意も必要です。が、あとで説明しますけどちょっとしたワザで1000件以上の取引も可能ですw

自動入力のアドオン導入方法

スプレッドシートをコピーして使うとどうしてもアドオンが外れてしまうので、各自でインストールする必要があるのです。

最強のツールをみんなが使えるようにココから説明していきますね!

手順1:Cryptosheetsをインストール

まずは「Cryptosheets」というレート自動入力のアドオンをインストールします。

▶︎こちらからインストール→

Cryptosheetsのページからインストールをクリックして・・・

Googleアカウントへのアクセスをもろもろ「許可」します。

これで正常にインストールが完了です。

手順2:アカウントを作成

インストールしたCryptosheetsは「拡張機能>>>Cryptosheets」にあります。

ここの「Launch Sidebar」からアプリを起動させます。

右側にスライドが出てくるので「Sign up」から無料で会員登録します。(ログインしないとアプリの機能が使えません!)

以下を入力します。

  • 名前
  • メールアドレス(CryptosheetsをインストールしたGmailアドレス)
  • パスワード
  • 確認用パスワード

チェックボックスをクリックして「Register」で登録を完了させます。

登録が終わると上のような画像が出てくるのでそっと閉じましょう。

さらに、アプリの出番もここで終わりなのでこちらも閉じます。

ここでアカウントの認証を行います!

先ほど入力したGmailアドレスのメールボックスを確認してください。

Cryptosheetsから、こんなメールが届いているのでURLをクリックしてアカウントの認証を完了させましょう!

これでアプリが正常に動くはずです。

(今後Cryptosheetsからメールが届くようになるので、うるさいと思う人はブロックしましょう笑)

自動入力の関数を設定

Cryptosheetsをインストールしただけではレートの自動入力はしてくれません!

ので、ちゃんと機能するように設定をしていきましょう。

Cryptosheetsの威力はこの関数を入れることで発揮されます!

=CSPRICE(トークン銘柄,”JPY”,日付)

普段はこの関数を入力してもエラーが起きますがCryptosheetsをインストールしていれば動きます。

レートを計算するときに必要な情報は

  1. トークンの銘柄
  2. 仮想通貨の価格を変換する法定通貨(日本円)
  3. 取引した日付

この3つを指定すればオッケー!

では、ちゃんと動くか試してみましょう!

まず、スプレッドシートに日付トークンを正しく入力。

※日付の入力は「2022/00/00」と半角数字とスラッシュで正しく入力!

そして「レート」のセルに以下の関数をコピペで入れます。

=CSPRICE(E4,”JPY”,A4)

※今回はトークンはE4のセル、日付はA4を指定して入力!

すると・・・ローディングが始ってすぐにレートが自動入力されました!

すごい!!

CoinGeckoのデータから表示してますが、加重平均価格なので終値ではないようです。

でもご安心を。

国税庁が出す資料に「仮想通貨の価格は一貫性があればオッケー」と書いてあるので、終値でなくてもこのツールを使い続けて確定申告すれば問題ないですね!

トークンは正式な銘柄を入力しないと正しく入力されません!

  • イーサリアム→ETH
  • バイナンス→BNB
  • ポリゴン→MATIC

みたいな感じで。

ついでに、「WETH」は正しく反応しないので同等の価値がある「ETH」として計算してください!

もしわからなければCoinGeckoなどで調べてください!

1000件以上の取引を処理したいならコレ

1000件以上の取引を自動入力で反映したいときは有料サブスクの契約が必要なんです。

が!!関数の数式さえ外してしまえばこっちのもの!

関数処理しなければ1000件以上も記入可能です。

やり方はレートを自動入力したセルを右クリックして・・・

  1. コピー
  2. 値のみ貼り付け

これで関数は消えますがレートの数値だけ残るのでCryptosheetsの機能を思う存分使い倒せます笑

セルをまとめてコピーと貼り付けできるので、もし1000件以上の記入が必要だなと思ったら試してみてください!

エラーが出たときは・・・

編集をして再度スプレッドシートを開いたときにこんなエラーが起きていることがよくあるんです。

考えられる理由は

  1. ログアウト状態になっている
  2. 更新がうまくされてない
  3. 複数のGoogleアカウントがログイン状態になっている
  4. アカウントが凍結されている

このような理由でエラーが起きている可能性があります!

解決策は

  1. 再度ログインする
  2. レートのセルを再度入力しなおす
  3. 他のGoogleアカウントを全てログアウトする
  4. あきらめて新規にアカウントを作成

こんな感じで対応すれば問題ないと思います!

STEPNにも有効

日本はもとより世界で大盛り上がりのSTEPNにも有効です!(2022年春のことですねw)

ちゃんとGSTの価格も拾えるので簡単に計算シートを作ることができます。

STEPNユーザーが日本で急激に増えて「来年が確定申告初めてです!」という人も多くいると思います。

不安を少しでも解消できるようにぜひご活用ください!